千葉でも、居住者の高齢化や車の保有意識の変化により駐車場の空きが増えています。
千葉市では駐車需要の変化を踏まえた条例改正が行われ、制度も動いている局面です。
地域特有の制度変化を把握し、適切なパートナーを選ぶためのポイントを解説します。
首都圏共通の要因として、居住者の高齢化による免許返納や若年層の車離れが挙げられます。
千葉市の附置義務条例は、1971年の施行から50年近く経過していたため、駐車需要の変化に対応した見直しが行われ、2022年9月に改正、2023年4月から全面施行されました。
行政が需要変化を認めて制度を見直した事実は、管理組合の総会で説明する際の根拠として使えるでしょう。
また近年は車両の大型化により、従来の機械式駐車場ではサイズオーバーで利用できないケースも増えています。
※参照元:[PDF]千葉市公式HP(https://www.city.chiba.jp/toshi/toshi/keikaku/documents/fuchigimukaiseian.pdf)
千葉市では「千葉市建築物における駐車施設の附置等に関する条例」により、商業地域や近隣商業地域などで一定規模の建築物を新増設する場合に、駐車施設の附置が義務づけられています。
ただし、条例上の特定用途からは共同住宅が除かれており、分譲マンションの扱いは建物全体の用途構成によって変わります。
2023年4月施行の新条例では、隔地駐車施設の距離要件が見直されました。
原則はおおむね200m以内ですが、千葉駅周辺地区では条件を付さずに隔地が認められ、公共交通等利用促進措置を併せて講じる場合はおおむね500mまで延長できます。
一方、こうした手続きを経ずに空き区画をそのまま収益化する方法が、サブリースの活用です。
参照元:千葉市公式HP(https://www.city.chiba.jp/toshi/toshi/kotsu/chuusyajyo_kaisei.html)
千葉県に対応しているサブリース会社の一例です。県内における対応状況や自社拠点の有無、それぞれの特徴をまとめています。
| 会社名 | 千葉への対応 | 所在地 | 電話番号 | 公式HP | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| pmiテック | 対応エリアに千葉を明記(千葉に拠点なし。最寄りは本社・東京支店) | 東京都江戸川区一之江1-14-7 | 03-6689-9396 | https://pmitech.jp/ | 機械式の保守と一体。昇降式・パズル式が対象 |
| アズーム | 対応エリアに千葉を含む(千葉に拠点なし。本社が対応) | 東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー 19F | 03-5365-1235(代表) | https://azoom.jp/ | 空き車室のみ借り上げ。月極検索サイトの集客力 |
| タイムズ24 | 千葉支店(船橋市)。全国47都道府県で展開 | 千葉県船橋市本町5-4-2 | 047-460-8924 | https://www.times24.co.jp/ | 時間貸し。初期費用・維持費は原則同社負担 |
いずれの会社も対応エリアの考え方が異なるため、物件所在地を伝えたうえで対応可否を確認しておきましょう。
当メディアでは、所有・管理している駐車場のタイプによって、適切な管理・借り上げをしてくれるサブリースサービス会社を紹介しています。
お持ちの駐車場の状況や課題にあわせて、よいパートナーを選定するための参考にしてみてください。
千葉エリアでサービスを展開し、強みや実績を持つそのほかのサブリース会社の一例を紹介、それぞれの特徴をまとめました。
| 会社 | 千葉との関係 | 所在地 | 電話番号 | 公式HP | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本駐車場開発 | 東京支社(丸の内)が首都圏をカバー(千葉に拠点なし) | 東京都千代田区丸の内1丁目5番1号 新丸の内ビルディング | 03-3218-1900 | https://n-p-d.co.jp/ | 機械式駐車場のリニューアル費用を同社が投資し、更新後にサブリースする提案を行う。マンションの場合は理事会に参加して合意形成を支援し、更新工事中の代替駐車場の確保も手がける |
| トラストパーク | 千葉営業所(船橋市)。全国展開(北海道〜鹿児島) | 千葉県船橋市本町2-10-14 いちご船橋ビル3F | 047-401-8540 | https://www.trustpark.co.jp/ | 駐車場の企画・施工・運営・管理など30年以上の運営実績※。空き車室の一括・部分借り上げに対応し、一部返還や追加借り上げも可能。車検証・免許証・登記簿謄本による利用者審査を実施 |
※参照元:トラストパーク公式HP(https://www.trustpark.co.jp/)
県北西部と房総方面では移動時間に差があるため、物件所在地を伝えたうえで対応可否を必ず確認しましょう。
千葉でサブリース会社を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
千葉では、対応エリアの確認が最初の関門になります。県内に拠点を持つ事業者が少ない分、首都圏対応の範囲が実際にどこまで及ぶのかを先に押さえておきたいところ。
長期にわたって安心して契約を続けられるかどうかを見極める、重要な判断材料にもなります。
千葉市の附置義務については、都市局都市部交通政策課が窓口となります。
ただし市町村ごとに条例の運用が異なるため、千葉市以外では該当自治体への確認が欠かせません。
また、管理規約の変更や総会決議の進め方はマンション管理士や管理会社、税務上の判断は税理士へと、課題に応じた相談先の使い分けも必要です。
マンション全体の資産価値と収益性を守るためにも、各専門家の知見を借りながら手続きを進めましょう。
サブリース会社は、得意とする駐車場・土地の種類やサービス内容がそれぞれ異なります。
お持ちの駐車場・土地の状況に近いものを選んでください。
25年以上にわたり機械式駐車場メンテナンスの実績があります。保守とサブリースを自社完結させることにより費用を月6万円削減しつつ、収益が約2.3倍※1になった例も。
また、約2,000件※2の管理組合と取引実績があり、理事会・総会での説明も担当者が直接対応します。
シャッター・センサー・ゲート等の設備費を負担するプランを用意。さらにカーパーキング側からの解約の場合、設備投資分を設備投資分を違約金を設定できるプランあり。※3期間中でも利用者契約ごと承継でき(手数料あり)、稼働したまま自主運営に戻して売却時期の検討も可能。
持て余している狭小地・変形地で始められ、開設に必要な機器・看板・電気工事などの初期費用と運営維持費は原則タイムズ24が負担。清掃なども任せられます。使っていない土地を貸すだけで、毎月定額の賃料を受け取れます※4。
※1 pmiテック公式HP(https://pmitech.jp/subleaseplus/)より。マンション規模20台構成、常時4〜5台の空きがある機械式駐車場の場合。(2026年10月時点)
※2 pmiテック公式HP(https://pmitech.jp/subleaseplus/)より。(2026年10月時点)
※3 月額保証賃料の2〜6ヶ月分が目安。アズーム公式HP(https://carparking.jp/sublease/solution/)より。(2026年10月時点)
※4 固定資産税と舗装工事(歩道の切り下げ)はオーナー負担。タイムズ24公式HP(https://times-info.net/owner/cashflow/)より。(2026年10月時点)