京都では、居住者の高齢化や車の保有意識の変化により駐車場の空きが増えています。
ただし京都市では、共同住宅の駐車場が中高層条例で規定されており、条件によっては設置を免除される制度もあります。
地域特有の制度を正しく理解したうえで、適切なパートナーを選びましょう。
全国共通の要因として、居住者の高齢化による免許返納や若年層の車離れが挙げられます。
加えて京都市は公共交通の利便性が高く、市の資料※1でも公共交通への転換によって駐車需要を減らせると位置づけられています。
市内中心部では自家用車を持たない世帯が一定数あり、マンションの駐車場需要が伸びにくい構造です。
なお、京都府内で駐車場の附置義務条例を制定しているのは京都市のみ※2。
さらに近年は車両の大型化により、従来の機械式駐車場ではサイズが合わず利用できないケースも増えています。
※1参照元:京都市情報館公式HP(https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000083379.html)
※2参照元:京都府公式HP(https://www.pref.kyoto.jp/toshi/chuushajou.html)
京都市には「京都市駐車場条例」※3があり、駐車場整備地区や商業地域などで一定規模の建築物に駐車施設の設置を義務づけています。
ただし共同住宅については、「京都市中高層建築物等の建築等に係る住環境の保全及び形成に関する条例」(中高層条例)に基づき設置が必要となる場合があります。
対象は3階以上かつ15戸以上の特定共同住宅で、居住者用・来客用・サービス駐車場の設置が求められます。※4
敷地への車両乗入れが困難な場合など、市長が認めたときには敷地外への設置や免除も可能ですが、個別判断となるため事前相談が欠かせません。
一方、こうした手続きを取らずに空き区画をそのまま収益化する方法が、サブリースの活用です。
※3参照元:京都市情報館公式HP(https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000163446.html)
※4参照元:京都市情報館公式HP(https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000083379.html)
以下は、京都府に対応しているサブリース会社の一例です。府内における対応状況や特徴をまとめています。
| 会社名 | 京都への対応 | 所在地 | 電話番号 | 公式HP | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| pmiテック | 対応エリアに京都を明記(京都に拠点なし。最寄りは大阪支店) | 大阪府東大阪市加納6-4-9 | 072-812-5367 | https://pmitech.jp/ | 機械式の保守と一体。昇降式・パズル式が対象 |
| アズーム | 対応エリアに京都を含む(京都に拠点なし。最寄りは大阪支店) | 大阪府大阪市中央区本町3-1-10 PMO EX本町 7F | 06-4400-1048 | https://azoom.jp/ | 空き車室のみ借り上げ。月極検索サイトの集客力 |
| タイムズ24 | 京都支店。全国47都道府県で展開 | 京都府京都市下京区四条通東洞院長刀鉾町33 | 075-221-8924 | https://www.times24.co.jp/ | 時間貸し。初期費用・維持費は原則同社負担 |
いずれの会社も対応エリアの考え方が異なるため、物件所在地を伝えたうえで対応可否を確認しておきましょう。
当メディアでは、所有・管理している駐車場のタイプによって、適切な管理・借り上げをしてくれるサブリースサービス会社を紹介しています。
お持ちの駐車場の状況や課題にあわせて、よいパートナーを選定するための参考にしてみてください。
京都エリアでサービスを展開し、強みや実績を持つそのほかのサブリース会社の一例を紹介、それぞれの特徴をまとめました。
| 会社 | 京都との関係 | 特徴 |
|---|---|---|
| 日本駐車場開発 | 本社が大阪市北区。関西圏をカバー | 機械式駐車場のリニューアル費用を同社が投資し、更新後にサブリースする提案を行う。マンションの場合は理事会に参加して合意形成を支援し、更新工事中の代替駐車場の確保も手がける |
| トラストパーク | 全国展開(北海道〜鹿児島) | 駐車場の企画・施工・運営・管理など30年以上の運営実績※5。空き車室の一括・部分借り上げに対応し、一部返還や追加借り上げも可能。車検証・免許証・登記簿謄本による利用者審査を実施 |
※5参照元:トラストパーク公式HP(https://www.trustpark.co.jp/)
京都府では、大阪から対応するケースが多く見受けられます。緊急時の駆けつけ所要時間や現地調査の頻度にも影響するため、具体的な対応可否は個別にお問い合わせください。
京都でサブリース会社を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
関西対応をうたっていることと、京都へすぐに来られる体制があることは別物です。
大阪から対応する場合、緊急時の到達時間は拠点の位置によって大きく変わります。
長期の契約を安心して続けられるかどうかを見極める、重要な判断材料になるでしょう。
京都市駐車場条例については都市計画課、共同住宅の中高層条例については建築指導課が窓口となります。
ただし免除や敷地外設置の可否は個別判断となるため、事前の相談が欠かせません。
また、管理規約の変更や総会決議の進め方はマンション管理士や管理会社、税務上の判断は税理士へと、課題に応じた相談先の使い分けも必要です。
マンション全体の資産価値と収益性を守るためにも、各専門家の知見を借りながら手続きを進めましょう。
サブリース会社は、得意とする駐車場・土地の種類やサービス内容がそれぞれ異なります。
お持ちの駐車場・土地の状況に近いものを選んでください。
25年以上にわたり機械式駐車場メンテナンスの実績があります。保守とサブリースを自社完結させることにより費用を月6万円削減しつつ、収益が約2.3倍※1になった例も。
また、約2,000件※2の管理組合と取引実績があり、理事会・総会での説明も担当者が直接対応します。
シャッター・センサー・ゲート等の設備費を負担するプランを用意。さらにカーパーキング側からの解約の場合、設備投資分を設備投資分を違約金を設定できるプランあり。※3期間中でも利用者契約ごと承継でき(手数料あり)、稼働したまま自主運営に戻して売却時期の検討も可能。
持て余している狭小地・変形地で始められ、開設に必要な機器・看板・電気工事などの初期費用と運営維持費は原則タイムズ24が負担。清掃なども任せられます。使っていない土地を貸すだけで、毎月定額の賃料を受け取れます※4。
※1 pmiテック公式HP(https://pmitech.jp/subleaseplus/)より。マンション規模20台構成、常時4〜5台の空きがある機械式駐車場の場合。(2026年10月時点)
※2 pmiテック公式HP(https://pmitech.jp/subleaseplus/)より。(2026年10月時点)
※3 月額保証賃料の2〜6ヶ月分が目安。アズーム公式HP(https://carparking.jp/sublease/solution/)より。(2026年10月時点)
※4 固定資産税と舗装工事(歩道の切り下げ)はオーナー負担。タイムズ24公式HP(https://times-info.net/owner/cashflow/)より。(2026年10月時点)