大阪では居住者の高齢化や車の保有意識の変化により、駐車場の空きが増えています。
ただし大阪市には附置義務があるため、空いたから台数を減らすという単純な話にはなりません。
地域特有の制度を正しく理解したうえで、適切なパートナーを選びましょう。
2022年3月に改正された「大阪市共同住宅の駐車施設に関する指導要綱」※では、既存共同住宅における居住者の高齢化や、自動車保有に対する意識の変化に伴う駐車場利用率の低下が背景として挙げられています。
総会等で管理組合へ説明する立場にある方にとって、市の公式資料を根拠にできる点は心強いでしょう。
加えて、近年は車両の大型化により、従来の機械式駐車場ではサイズが合わず利用できないケースも増えています。
※1参照元:[PDF]大阪市共同住宅の駐車施設に関する指導要綱(https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000666/666914/02kyoudoujutakunochushashisetsunikansurushidouyoukou.pdf )
大阪市では、一定規模以上の建築物を新築・増築する際に、駐車施設の設置が条例で義務づけられています。
そのため、空きが増えたからといって、管理組合の判断だけで自由に台数を減らせないケースもあるのです。
2022年の要綱改正では、既存共同住宅の利用率低下に対する緩和策として、以下の3点が設けられました。
市の資料では、これらが駐車場の空きスペースを活用するための選択肢として位置づけられています。
一方、こうした緩和手続きを取らずに空き区画をそのまま収益化する方法が、サブリースの活用です。
※1参照元:[PDF]大阪市共同住宅の駐車施設に関する指導要綱(https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/cmsfiles/contents/0000666/666914/02kyoudoujutakunochushashisetsunikansurushidouyoukou.pdf )
大阪市内に自社拠点や支店を構え、地域の事情に通じた主なサブリース会社の一例です。
| 会社名 | 大阪の拠点 | 所在地 | 電話番号 | 公式HP | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| pmiテック | 大阪支店 | 大阪府東大阪市加納6-4-9 | 072-812-5367 | https://pmitech.jp/ | 機械式の保守と一体。昇降式・パズル式が対象 |
| アズーム | 大阪支店 | 大阪府大阪市中央区本町3-1-10 PMO EX本町 7F | 06-4400-1048 | https://azoom.jp/ | 空き車室のみ借り上げ。月極検索サイトの集客力 |
| タイムズ24 | 大阪北支店・大阪中央支店・大阪南支店(全国47都道府県で展開) | 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 | 大阪北支店 06-6205-8924 大阪中央支店 06-6209-8924 大阪南支店 06-6205-8925 |
https://www.times24.co.jp/ | 時間貸し。初期費用・維持費は原則同社負担 |
大阪に拠点があれば、現地調査や理事会への出席を依頼しやすくなります。
ただし、拠点の有無と具体的な対応可否は物件の条件によって異なるため、事前の問い合わせで確認しておきましょう。
当メディアでは、所有・管理している駐車場のタイプによって、適切な管理・借り上げをしてくれるサブリースサービス会社を紹介しています。
お持ちの駐車場の状況や課題にあわせて、よいパートナーを選定するための参考にしてみてください。
大阪市内でサービスを展開し、強みや実績を持つそのほかのサブリース会社の一例を紹介、それぞれの特徴をまとめました。
| 会社 | 大阪の拠点 | 所在地 | 電話番号 | 公式HP | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本駐車場開発 | 本社 | 大阪府大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル | 06-6360-2353 | https://n-p-d.co.jp/ | 本社が大阪市北区。東証プライム上場、1991年設立。駐車場業界で初めてサブリース事業を手がけた※1。保守費用や修繕費用の捻出が難しいケースへの訴求を明示 |
| 日本自動車サービス開発 | 大阪支社 | 大阪府大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル | 06-6123-8250 | https://www.carservice.co.jp/ | 日本駐車場開発の子会社。東京・大阪の月極サブリース事業を承継。グループの管理車室数は延べ6万2000件以上※2(2026年10月時点) |
| トラストパーク | 大阪支店 | 大阪府大阪市中央区淡路町2-2-14 Daiwa北浜ビル9F | 06-6233-8922 | https://www.trustpark.co.jp/ | 駐車場の企画・施工・運営・管理など30年以上の運営実績※3。空き車室の一括・部分借り上げに対応し、一部返還や追加借り上げも可能。車検証・免許証・登記簿謄本による利用者審査を実施 |
| アットパーキング(運営:ハッチ・ワーク) | 大阪支店 | 大阪府大阪市北区曽根崎新地2-2-16 関電不動産西梅田ビル7階 | 公式サイトに記載なし | https://hatchwork.co.jp/ | 機械式・立体・建物附置型・平面型の月極駐車場に対応。リーシングから管理・サブリースまで手がける |
※1参照元:日本駐車場開発公式HP(https://n-p-d.co.jp/service/parking/)
※2参照元:日本自動車サービス開発公式HP(https://p-king.jp/sublease)
※3参照元:トラストパーク公式HP(https://www.trustpark.co.jp/)
上記の掲載順はサービスとしての序列を示すものではありません。実際の契約条件や適応可否については、個別にお問い合わせください。
サブリース会社を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
全国対応をうたっていることと、大阪に人が常駐していることは別問題です。
24時間365日対応と記載があっても、実際に現地へ人が動くまでの時間は拠点の位置によって大きく変わります。
長期の契約を安心して続けられるかどうかを見極めるうえで、重要な判断材料になるでしょう。
駐車場の附置義務や具体的な緩和要件は、大阪市計画調整局が窓口となります。
ただし、管理規約の変更や総会決議の進め方はマンション管理士や管理会社、税務上の判断は税理士と、課題に応じて相談先を使い分けなければなりません。
マンション全体の資産価値と収益性を守るためにも、各専門家の知見を借りながら慎重に手続きを進めましょう。
サブリース会社は、得意とする駐車場・土地の種類やサービス内容がそれぞれ異なります。
お持ちの駐車場・土地の状況に近いものを選んでください。
25年以上にわたり機械式駐車場メンテナンスの実績があります。保守とサブリースを自社完結させることにより費用を月6万円削減しつつ、収益が約2.3倍※1になった例も。
また、約2,000件※2の管理組合と取引実績があり、理事会・総会での説明も担当者が直接対応します。
シャッター・センサー・ゲート等の設備費を負担するプランを用意。さらにカーパーキング側からの解約の場合、設備投資分を設備投資分を違約金を設定できるプランあり。※3期間中でも利用者契約ごと承継でき(手数料あり)、稼働したまま自主運営に戻して売却時期の検討も可能。
持て余している狭小地・変形地で始められ、開設に必要な機器・看板・電気工事などの初期費用と運営維持費は原則タイムズ24が負担。清掃なども任せられます。使っていない土地を貸すだけで、毎月定額の賃料を受け取れます※4。
※1 pmiテック公式HP(https://pmitech.jp/subleaseplus/)より。マンション規模20台構成、常時4〜5台の空きがある機械式駐車場の場合。(2026年10月時点)
※2 pmiテック公式HP(https://pmitech.jp/subleaseplus/)より。(2026年10月時点)
※3 月額保証賃料の2〜6ヶ月分が目安。アズーム公式HP(https://carparking.jp/sublease/solution/)より。(2026年10月時点)
※4 固定資産税と舗装工事(歩道の切り下げ)はオーナー負担。タイムズ24公式HP(https://times-info.net/owner/cashflow/)より。(2026年10月時点)